GCOEセミナー「これからの科学・技術研究についての提言」(6月15日)
GCOE Seminar “Proposal on Future Researches in Science and Technology” (June 15, 2010)

MBTセンター関連専攻等の教員、学生、関係者各位:

 GCOEセミナー「これからの科学・技術研究についての提言」の開催案内が届きましたので、お知らせいたします。講師の宮川教授は、事業仕分けに対する研究者からの提言「これからの科学・技術研究についての提言」のまとめ役でもあり、提言後も文部科学省担当者と交渉を重ねており、少しずつではありますが実現の方向性が見えてきたところとのことです。
 ご関係の方はご参加下さい。
【開催案内】
会議名GCOE(システム生命科学の展開:生命機能の設計)セミナー
日 時平成6月15日(火)17:00〜18:00
会 場名古屋大学、理学部A館222講義室
演 題これからの科学・技術研究についての提言
― ソーシャルネットワーキングサービスで集めた研究者の声 ―
講 師宮川 剛  教授
藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 システム医科学研究部門
要旨:
 行政刷新会議による事業仕分けは、大学組織や研究者にも大きな波紋を投げかけています。基礎研究を軽視する姿勢や、若手研究者のキャリアパス形成の施策の削減などは大いに問題です。しかしながら一方で、事業仕分けの問題意識には一般国民のみならず研究者の側も少なからず共感を覚えた部分もあります。これを受けて、私たちは、自分たちをとりまく研究環境や制度を他人任せではなく自分たちも関わりつつ改善していくべきと考え、研究者にアンケートを行い、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)内で合計20万字を超える議論を重ねました。その結果、我が国の科学・技術研究を取り巻く環境を最適化することを目指して、シニアから若手までの多くの研究者、その他多くの方々の知恵をオープンな形で結集し、 それを科学・技術政策に反映させる仕組みを作ることが重要であるという結論に至りました。
 研究者の草の根の声を集約したこの提言は、総合科学技術会議を通じて文部科学行政サイドにフィードバックされ、実際に単年度会計制度の見直しや研究費の申請システムの簡略化などを始めとした動きがみられ始めています。このセミナーでは、これまでの経過と今後の見通しについてご紹介するとともに、我が国の大学とサイエンスの将来を明るくする方法について、名古屋大学の教官、学生、研究スタッフ、事務方の皆様と意見交換できればと考えております。多数のご参加をお待ちしております。
主催: 理学研究科生命理学専攻 情報機構学講座 細胞制御学研究グループ (分1)
【連絡先】 木下 専  (内線3653)


以上。
清水研一先生(薩摩研究室)が東海化学工業会賞を受賞(5月28日)
Dr. Ken-ichi Shimizu in Prof. Atsushi Satsuma's Laboratory Received the Tokai Chemical Industries Association Prize (May 28, 2010)

 清水研一先生(物質制御工学専攻、助教、薩摩研究室)が東海化学工業会賞(学術賞)を受賞されました。受賞題目等は下記の通りです。本センターに取りまして大変喜ばしいことで、今後のセンターの推進に大きな励みとなりますので、皆様にお知らせ致します。

【受賞名・題目・受賞者等】
受 賞 名第45回 (平成22年度)東海化学工業会賞(学術賞)
業  績「環境調和型反応用銀クラスター触媒の開発と作用機構に関する研究」
受 賞 者清水研一(名古屋大学工学研究科、物質制御工学専攻)
受 賞 日2010年5月28日
 なお、本賞の受賞者や表彰規程につきましては、次のサイトでご覧頂けます。
 http://www.c-goudou.org/tcia/top/top.html


以上。
積水化学 自然に学ぶものづくり研究助成プログラムの公募(応募期間:5月21日〜6月30日)
Invitation to Sekisui-Kagaku Research-Aid Program on “The Nature-Guided Materials Processing” (Application Period: May 21 to June 30, 2010)

MBTセンター関連専攻等の教員、学生、関係者各位:

 「積水化学 自然に学ぶものづくり研究助成プログラム」の公募案内が届きましたので、お知らせ致します。当センターの前身のCOEに関連する「自然に学ぶものづくり」の研究への助成ですので、奮ってご応募下さい。当センターは、本研究助成プログラムとの今までの連携・協力を継続し、「自然に学ぶものづくり」に関連する研究を促進しています。今回の研究助成プログラムの公募に対する皆様のご協力をお願い致します。

【募集案内】積水化学 第9回自然に学ぶものづくり研究助成テーマの募集
       応募期間:2010年5月21日(金)〜2010年6月30日(水)(必着)
募集の詳細は、次のホームページをご覧下さい。
       http://www.sekisui.co.jp/news/2010/1198326_2251.html
       http://www.sekisui.co.jp/
(ご参考)自然に学ぶ研究事例
 http://www.sekisui.co.jp/csr/contribution/bio_mimetics/index.html


以上。
安井隆雄君(馬場研究室)が日本化学会第90春季年会の学生講演賞を受賞(4月14日)
Mr. Takao Yasui in Prof. Yoshinobu Baba's Laboratory Received the Student Presentation Award from the Chemical Society of Japan (April 14, 2010)

 安井隆雄君(化学・生物工学工学専攻、D2、馬場研究室)が、日本化学会第90春季年会の学生講演賞を受賞されました。 受賞題目等は下記の通りです。本センターに取りまして大変喜ばしいことで、今後のセンターの推進に大きな励みとなりますので、皆様にお知らせ致します。

【受賞名・受賞題目・受賞者等】
受 賞 名日本化学会 第90春季年会 学生講演賞
受賞題目「間隔の異なるナノピラーを集積化したナノバイオデバイスの開発」
受 賞 者安井隆雄(名大院工、化学・生物工学工学専攻、D2)
共同研究者加地範匡(名大院工、化学・生物工学工学専攻、助教)
岡本行広(名大院工、結晶材料工学専攻、助教)
渡慶次学(名大院工、化学・生物工学工学専攻、准教授)
堀池靖浩(物質・材料研究機構、ナノ物質ラボ
 ナノバイオデバイスグループリーダー、名誉フェロー)
馬場嘉信(名大院工、化学・生物工学工学専攻、教授)
受賞日等2010年4月14日。日本化学会第90春季年会(平成22年3月26〜29日、会場:近畿大学)にて発表。


以上。
清水裕太君(岡崎研究室)が日本化学会第90春季年会の学生講演賞を受賞(4月14日)
Mr. Yuta Shimizu in Prof. Susumu Okazaki's Laboratory Received the Student Presentation Award from the Chemical Society of Japan (April 14, 2010)

 清水裕太君(化学・生物工学工学専攻、D3、岡崎研究室)が、日本化学会第90春季年会の学生講演賞を受賞されました。受賞題目等は下記の通りです。本センターに取りまして大変喜ばしいことで、今後のセンターの推進に大きな励みとなりますので、皆様にお知らせ致します。

【受賞名・受賞題目・受賞者等】
受 賞 名日本化学会 第90春季年会 学生講演賞
受賞題目「固体パラ水素中のH6+の大歳差運動:その添加物効果」
受 賞 者清水裕太(名大院工、化学・生物工学工学専攻、D3)
共同研究者稲垣 誠(名大院工、化学・生物工学工学専攻、M2)
熊田高之(日本原子力研究開発機構、関西光科学研究所、副主幹)
熊谷 純(名大院工、化学・生物工学工学専攻、准教授)
受賞日等2010年4月14日。日本化学会第90春季年会(平成22年3月26日(金)〜29日(月)、会場:近畿大学)にて発表。


以上。
名古屋大学協力会第9回セミナー「工学系:効率化を目指したシミュレーションファースト」(4月27日)
The 9th Seminar of Nagoya University Cooperation Association on “Engineering System: Simulation First Aiming at Efficiency Improvement” (April 27, 2010)

 名古屋大学協力会第9回セミナー「工学系:効率化を目指したシミュレーションファースト」が、4月27日に開催されます。本セミナーでは、当センターの石川孝司先生(センター長)が「高精度・高品質塑性加工プロセスのためのCAE適用研究」のご講演をされます。ご関係の方は、是非ご参加下さいますようお願いします。

【開催案内】*開催案内と申し込みは、次のサイトでご覧頂けます。
      http://www.sangaku.nagoya-u.ac.jp/tec9/

名古屋大学協力会第9回セミナー
「工学系:効率化を目指したシミュレーションファースト」

日 時平成22年4月27日(火)13:30〜18:00
場 所名古屋大学 ベンチャービジネスラボラトリー内、3F ベンチャーホール
参加費セミナーは無料(ただし、意見交換会は会員:無料、非会員・学生:1,000円)
主 催名古屋大学協力会
後 援科学技術交流財団、科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ東海、中部産業連盟、日本機械学会東海支部、自動車技術界中部支部

プログラム:
13:30〜14:20 講演1
  「高精度・高品質塑性加工プロセスのためのCAE適用研究」
  工学研究科 マテリアル理工学専攻 教授 石川 孝司
14:20〜15:10 講演2
  「非弾性材料と不均質構造体の力学シミュレーション」
  工学研究科 計算理工学専攻 教授 大野 信忠
 
15:10〜15:20 休憩
15:20〜16:10 講演3
  「データに埋もれた兆候を可視化する技術」
  情報科学研究科 複雑系科学専攻 教授 渡邉 崇
16:10〜17:00 講演4
  「最適なコストダウン設計」
  情報科学研究科 複雑系科学専攻 教授 畔上 秀幸
17:00〜18:00 意見交換会

申込方法:次のサイトの申込ページからオンラインでお申し込み下さい。
 http://www.sangaku.nagoya-u.ac.jp/tec9/
 入力いただいた個人情報は、本セミナー等のご案内に利用させて頂きますのでご了承ください。
お問い合わせは...
 名古屋大学協力会事務局
 電話:052-744-1987/FAX:052-744-1987
 


以上。
科学技術講演会・育成研究/シーズ発掘試験 成果報告会(4月26日)
Science and Technology Lecture and Report of Promoted Research/Seeds Discovery Research (April 26, 2010)

 JSTイノベーションプラザ東海(館長:浅井滋生先生、名大名誉教授)主催の「科学技術講演会・育成研究/シーズ発掘試験 成果報告会」が4月26日に開催されますので、お知らせ致します。
 この講演会では、当センターの高井 治先生が、「冷たいプラズマが拓く熱い産業応用」の特別講演をされます。また、成果報告会では菅井秀郎先生(名大名誉教授)らがご発表されます。ご関係の方は、是非ご参加下さいますようお願いします。

【開催案内】 科学技術講演会・育成研究/シーズ発掘試験 成果報告会
 JSTイノベーションプラザ東海では、育成研究プロジェクト2課題、及びシーズ発掘研究2課題の研究成果報告会を開催いたします。また、蓮の超はっ水構造をプラズマ技術で実現し、種々の製品応用、再生医療への展開に向けたナノバイオベンチャー企業創設など、まさに科学が産業のイノベーションを引き起こす研究を実践しておられます名古屋大学高井先生に、特別講演を行っていただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

日 時平成22年4月26日(月)13:30〜17:00(13:30開場)
開 場名古屋銀行協会 2階会議室(名古屋市中区丸の内二丁目4−2)
*会場の地図は、http://www.nagoya-ba.or.jp/access.htmをご覧下さい。
参加費 無料 (別途、交流会にご参加の方は会費1,500円)
プログラム
13:30-13:40 開会挨拶
13:40-15:10 特別講演 「冷たいプラズマが拓く熱い産業応用」
  講師 名古屋大学大学院工学研究科教授 高井 治氏
15:20-15:50 「育成研究」研究成果報告【平成19-21年度実施】
  「高密度プラズマ処理によるプラスチック界面密着技術の実用化研究」
発表者 菅井秀郎 中部大学工学部教授
15:50-16:20 「育成研究」研究成果報告【平成19-21年度実施】
  「有機一無機ハイブリッド系新規接着剤の開発と鉄道車両への実用化研究」
発表者  中村修平 三重大学大学院工学研究科教授
共同研究機関信州大学
共同研究企業株式会社宝建材製作所、ウレタン技研工業株式会社
16:20-16:35 「シーズ発掘試験A(発掘型)」研究成果報告【平成21年度】
  「糖尿病合併症リスクモニタ)ング簡易システムの開発」
発表者 大河内美奈 名古屋大学大学院工学研究科准教授
16:35-16:50 「シーズ発掘試験A(発掘型)」研究成果報告【平成21年度】
  「関係型データマイニングに基づく統合的データ分析システムの開発」
発表者 犬塚信博 名古屋工業大学工学研究科教授
16:50-17:00  JST公募事業の説明「研究成果最適展開事業A-Stepの制度紹介」
17:00-  閉会挨拶
17:20-18:30  交流会(4階402号室にて)
 報告会の概要はプラザ東海HPにてこ確認下さい。
  (http://www.tokai.jst-plaza.jp/)
【主催】独立行政法人科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ東海、
財団法人科学技術交流財団
【協賛】(社)日本金属学会.'日本鉄鋼協会東海支部、(社)応用物理学会東海支部、(社)日本機械学会東海支部
【申込〆切】2010年4月19日(月)
申し込みのチラシと申し込みのURL:
https://www.dicalpha.net/forms/plaza_tokai/form100426.html
【問合せ先】独立行政法人科学技術振興棟構JSTイノベーションプラザ東海
   (E-Mail:、TEL:052-829-3171、FAX.052-829-3172)


以上。
棚橋 満先生が資源・素材学会の奨励賞を受賞(3月31日)
Prof. Mitsuru Tanahashi Received the Award for Encouragement of Research from the Mining and Materials Processing Institute of Japan (March 31, 2010)

 棚橋 満先生(物質制御工学専攻[マテリアル理工学専攻 材料工学分野:併担]、講師)が、資源・素材学会の第35回奨励賞を受賞されました。本賞は、資源・素材分野に関する研究業績が独創的および将来性に富むと認められた満40歳未満の研究者に授与されるものです。受賞題目等は下記の通りです。本センターに取りまして大変喜ばしいことで、今後のセンターの推進に大きな励みとなりますので、皆様にお知らせ致します。

【受賞名・受賞題目・受賞者等】
受 賞 名(社)資源・素材学会 第35回奨励賞
受賞題目「電子デバイス用材料の低コスト・量産型製造プロセス開発に関する物理化学的研究」
受 賞 者棚橋 満(名古屋大学大学院工学研究科、物質制御工学専攻)
受賞日等2010年3月31日。資源・素材学会 平成22年度(2010年)春季大会(3月30日-4月1日、会場:東京大学生産技術研究所)にて受賞。


以上。
清水研一先生(薩摩研究室)が触媒学会奨励賞を受賞(3月24日)
Dr. Ken-ichi Shimizu in Prof. Atsushi Satsuma Laboratory Received the Award for Encouragement of Research from Catalysis Society of Japan (March 24, 2010)

 清水研一先生(物質制御工学専攻、助教、薩摩研究室)が、平成21年度触媒学会奨励賞を受賞されました。本賞は、触媒に関する学術もしくは技術の顕著な進歩に資する研究成果を発表した満40歳以下の研究者に贈られるものです。受賞題目等は下記の通りです。本センターに取りまして大変喜ばしいことで、今後のセンターの推進に大きな励みとなりますので、皆様にお知らせ致します。

【受賞名・題目・受賞者等】
受 賞 名平成21年度触媒学会奨励賞
業績題目「銀クラスター触媒による脱硝および環境調和型有機合成反応に関する研究」
受 賞 者清水研一(名古屋大学工学研究科、物質制御工学専攻)
受 賞 日2010年3月24日


以上。
市野良一先生(エコトピア科学研究所)と興戸正純先生(マテリアル理工学専攻)らが表面技術協会の論文賞を受賞(2月26日)
Prof. Ryoichi Ichino and Prof. Masazumi Okido Received the Best Paper Award from the Surface Finishing Society of Japan (Feb. 26, 2010)

 市野良一先生(エコトピア科学研究所)と興戸正純先生(マテリアル理工学専攻)らが、表面技術協会の論文賞を受賞されました。受賞題目等は下記の通りです。

【受賞名・受賞題目・受賞者等】
受 賞 名(社)表面技術協会 論文賞
受賞題目「Pbフリー銅合金の耐食性」
受 賞 者和田仁志*1、冨川貴志*1、市野良一*2、興戸正純*3
*1:大豊工業(株)、*2:名大 エコトピア科学研究所、教授、
*3:名大院工 マテリアル理工学専攻、教授
受賞日等2010年2月26日。
(論文掲載)
題 目「Pbフリー銅合金の耐食性」
著 者和田仁志、冨川貴志、市野良一、興戸正純
掲載誌表面技術、第59巻、第10号、690-695頁(2008)


以上。