太陽エネルギー社会構築のための
エネルギー変換テクノロジー
〜エネルギーを「つくる」「ためる」無駄を「はぶく」〜

 世界のエネルギー政策は、脱化石燃料、脱原子力発電から、自然エネルギー開発へと大きく転換し始めようとしている。環境破壊・温暖化・気候変動・地球崩壊を回避して生命力溢れる地球を取り戻すためには、クリーンな自然エネルギーを効率よくかつ最大限に活用する「太陽エネルギー社会」の構築が必要である。これらを実現する技術的な対応として、太陽電池・熱電変換材料などのエネルギーを「創る」材料、二次電池などのエネルギーを「貯める」材料、また高性能パワーエレクトロニクス材料などのエネルギーの無駄を「省く」材料の開発は急務である。
 本シンポジウムは、人類と環境の調和に向け「太陽エネルギー社会」を人類が目指す未来の理想社会と位置づけ、これを構築するために必要な「未来ビジョンから現在技術の方向性を決めるバックキャスト視点に基づく材料テクノロジー」を促進する目的で実施するものである。様々なエネルギー分野から、太陽エネルギー社会構築のための高効率な「エネルギー『変換』」について、その必要性、現在の技術水準、および将来の技術開発課題を明らかにするとともに、技術開発をより迅速に進展させるための施策について議論する。

主催: 名古屋大学大学院工学研究科附属材料バックキャストテクノロジー研究センター
共催: 名古屋大学大学院工学研究科 エコトピア科学研究所
グリーンモビリティ連携研究センター (公財)日比科学技術振興財団
(社)粉体粉末冶金協会バイオインスパイアード材料委員会
協賛: (公社)自動車技術会、(社)日本鉄鋼協会、(社)日本金属学会、(社)日本塑性加工学会
(社)軽金属学会、 (公社)電気化学会、(公社)日本セラミックス協会、日本結晶成長学会
日本熱電学会、(公社)応用物理学会、無機マテリアル学会、(社)粉体粉末冶金協会
東海化学工業会、材料フォーラム
後援: 経済産業省中部経済産業局、愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県
(公財)科学技術交流財団、(一社)中部経済連合会、名古屋商工会議所
(公財)名古屋産業振興公社、(公財)名古屋産業科学研究所 中部TLO
(公財)中部科学技術センター、(一財)ファインセラミックスセンター



日時: 2013年1月11日(金) 13:00〜17:05 (受付開始 12:00)
 
会場: 名古屋大学 IB電子情報館 2階 大講義室
  ( 東山C3エリア http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/
 
 
参加費: 1,000円(資料代)  ※学生無料
 
申込み方法:当日会場へお越しください。
 


 
プログラム:
 
・開催挨拶 13:00〜13:05
  材料バックキャストテクノロジー研究センター  センター長 河本 邦仁
 
・ご挨拶 13:05〜13:15
  名古屋大学大学院工学研究科長  鈴置 保雄
 
・講演
13:15〜14:05
「次世代有機系太陽電池が拓く未来」
  東京大学 先端科学技術研究センター・教授 瀬川 浩司 氏
 
14:05〜14:35
「太陽エネルギー社会構築のための次世代電池」
  名古屋大学工学研究科・教授 入山 恭寿 氏
 
・ポスターセッション  14:40〜15:40
 
・講演
15:40〜16:30
「キャパシタ型蓄電デバイス材料の進歩と可能性」
  関西大学 化学生命工学部 化学物質工学科・教授
先端科学技術推進機構・機構長 石川 正司 氏
16:30〜17:00
「エクセルギーで考える無駄とセラミックス」
  名古屋大学工学研究科 物質制御工学専攻・教授 北 英紀 氏
 
・閉会挨拶 17:00〜17:05
  材料バックキャストテクノロジー研究センター 副センター長 金武直幸
 
交流会 17:30〜19:00
会場:ES会議室 会費:5,000円 (学生 1,000円)
 
ホームページ http://mbt-center.numse.nagoya-u.ac.jp/symposium/2012/symposium-2012.html
 

お問い合わせ先
 名古屋大学工学研究科
 材料バックキャストテクノロジー研究センター
 Email:
 電話:052-789-3589