開 催 案 内
名古屋大学 材料バックキャストテクノロジーシンポジウム

「太陽エネルギー社会構築のための材料テクノロジーの開拓」

趣旨:
 いままさに、世界のエネルギー政策は、脱化石燃料、脱原子力発電して、自然エネルギー開発へと大きく転換し始めようとしている。環境破壊・温暖化・気候変動・地球崩壊を回避して生命力溢れる地球を取り戻すためには、化石燃料依存型社会から一刻も早く脱皮し、原子力エネルギー依存から大きく方針転換して、クリーンな自然エネルギーを効率よくかつ最大限に活用する「太陽エネルギー社会」の実現が必要である。
 本シンポジウムは、人類と環境の調和に向け「太陽エネルギー社会」を人類が目指す未来の理想社会と位置づけ、これを構築するために必要な「未来ビジョンから現在技術の方向性を決めるバックキャスト視点に基づく材料テクノロジー」を促進する目的で実施するものである。様々な科学技術分野から、太陽エネルギー社会構築のための材料テクノロジーについて、その必要性、現在の技術水準、および将来の技術開発課題を明らかにするとともに、技術開発をより迅速に進展させるための施策について議論する。

主催: 名古屋大学大学院工学研究科 材料バックキャストテクノロジー研究センター
共催: 名古屋大学大学院工学研究科 (財)日比科学技術振興財団
東海広域知的クラスター創成事業本部
協賛: (社)自動車技術会、(社)日本鉄鋼協会、(社)日本金属学会、(社)日本塑性加工学会、
(社)軽金属学会、(社)電気化学会、(社)日本セラミックス協会、日本結晶成長学会、
日本熱電学会、(公社)応用物理学会、(社)日本ファインセラミックス協会、
無機マテリアル学会(社)粉体粉末冶金協会、東海化学工業会
後援: 経済産業省中部経済産業局、愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県、(公財)科学技術交流財団、(社)中部経済連合会、(独)科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ東海、名古屋商工会議所、(財)名古屋産業振興公社、(財)名古屋産業科学研究所 中部TLO、(財)中部科学技術センター、(財)ファインセラミックスセンター

日時: 2011年10月17日(月)13:00〜17:50
 
会場: 名古屋大学 ES総合館 ホール・会議室(ポスター発表)
  ( 東山C2エリア http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/
 
 
参加費: 1,000円(資料代)  ※学生は無料
 
申込み方法: 下記のホームページからお申込み下さい(8月1日(月)申込開始)。
             参加申込みは こちら
 
申込締切: 10月7日(金)
※参加者が190名になりましたら申込みを締切ります。
  なお、会場収容が可能な場合には、当日の参加申込みも可能です。
 
プログラム:
 
開催挨拶 13:00〜13:05
  材料バックキャストテクノロジー研究センター  センター長 河本邦仁氏
 
ご挨拶 13:05〜13:15
  名古屋大学大学院工学研究科長  鈴置保雄氏
 
講演 13:15〜14:35
 
「太陽エネルギー社会と生存の条件」
  財団法人地球環境戦略研究機関特別 研究顧問
特定非営利活動法人日本気候政策センター理事長
名古屋大学名誉教授  森島昭夫氏
 
「レアメタルの現状と代替戦略の前進」
  物質・材料研究機構 元素戦略材料センター
元素戦略統括グループリーダー  原田幸明氏
 
 
ポスターセッション(会議室) 14:40〜15:40 (ポスター展示13:00〜16:00)
 
講演 15:45〜17:45
 
「100GWを目指す太陽光発電 −材料開発におけるブレイクスルー」
  東京工業大学大学院理工学研究科・教授  小長井 誠氏
 
「熱電変換技術の現状と今後の展開」
  日本熱電学会会長・湘南工科大学名誉教授  梶川武信氏
 
「自動車部材の軽量化・高機能化技術」
  名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻
材料バックキャストテクノロジー研究センター兼任・教授  石川孝司氏
 
閉会挨拶 17:45〜17:50
  材料バックキャストテクノロジー研究センター 副センター長  金武直幸氏
 
交流会 18:00〜19:30  会場:学内・レストラン花の木
          会費:5,000円 (学生 1,000円)
 

お問い合わせ先
 名古屋大学工学研究科
 材料バックキャストテクノロジー研究センター
 Email:
 電話:052-789-3589